2018年 3月 の投稿一覧

法人名のフリガナについて

世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(平成29年5月30日閣議決定)の別表において「法人が活動しやすい環境を実現するべく,法人名のフリガナ表記については,・・・登記手続の申請の際にフリガナの記載を求めるとともに,法人番号公表サイトにおけるフリガナ情報の提供を開始することとされました。

平成30年3月12日以降に,商業及び法人登記の申請を行う場合には,申請書に法人名のフリガナを記載しなければならなくなりました。

フリガナは,「株式会社」や「一般社団法人」等を除いて行うこととなり,カタカナでスペースを空けずに詰めて記載します。

また,商業・法人登記申請の機会がない場合には,フリガナに関する申出書を管轄法務局に提出することも可能です。

なお,登記申請書や申出書に記載したフリガナは,国税庁法人番号公表サイトを通じて公表されることになります。

(ただし,外国会社については,税務署に提出した申出書等に記載したフリガナが公表されます。有限責任事業組合契約及び投資事業有限責任組合契約の情報は,法人番号公表サイトでは公表されていません。)

子どもの保護から考える離婚を中心とした裁判手続き

昨日「平成29年度第11回千葉司法書士会の研修会」に参加してきました。

講師は,東京家庭裁判所の判事でした。

離婚調停が,不調(調停不成立)に終わった場合,離婚訴訟になるのですが,その際,以下の3点が必要とのことでしたので備忘録的に記しておきます(聞き取りの際,聞くのを忘れなでください)。

1 子の監護に関する陳述書

2 間取り図

3 収入を証する書面

以上の3点を忘れる(離婚裁判が始まれば教えてくれますが)ことのなきように,最初からあった方がよいですね。